LINE WORKS導入により、スタッフ個々とのコミュニケーションが活発になり、問題や改善案が出たあとの対応が即時にできるようになった。
東京と千葉で5教室、生徒数1200名を越える七田式幼児教育 寺下グループ
御社の事業内容について教えてください。
寺下:弊社は、「七田式教育」という60年の指導方針の歴史がある教育のフランチャイジーの会社です。創始者の七田眞先生が、島根から始めたことがきっかけとなっています。事業が始まったのは、約30年前でして、七田式教育自体は、世界19か国で取り入れられています。
具体的にはどのような指導方針なのでしょうか?
寺下:うちの一番の特徴は「心を育てる」という教育です。一般的に、幼児教室は、お受験のためや学校の勉強ができるようになるためといった目的が多いのですが、「七田式教育」というのは、社会人になった時に、社会に貢献できる志を持って、社会の役に立つ人になってほしいという想いが込められています。これは、「一番は心」という創業者の七田眞名誉校長の熱い想いですね。右脳(心)を育てると、自然と記憶力の良い子や想像力豊かな子が育っていきます。0歳~6歳までが急激に脳が育つと言われてまして、特に右脳は、0歳~3歳までが急激に伸びていきます。3歳~は左脳が育ち始め、6歳を超えると左脳的な考えになってしまうので、6歳までにどれだけ脳の器を広げてあげるかが、非常に重要になってきますね。
「右脳教育」というのが、やはり他との差別化になっているのでしょうか?
寺下:そうですね。まさしく「心を育てる」というところは、他の教室さんではなかなかないかもしれないですね。お受験の教育は、その学校に入るという理想の姿があって、そこに達するためには何をすべきか、というように短所を改善していく教育という感じですよね。ですが、我々は、ありのままを100点とみて、その個性を尊重して育てていくという感じなので、本来その子が持っている、潜在的な能力を無理なく、楽しく引き出していこう、という教育ですね。
この葛西教室以外にも教室はありますか?
寺下:弊社の教室は、この江戸川区の葛西と千葉の新浦安教室、船橋駅前教室、津田沼教室、千葉駅前教室の5教室になります。
親御さんはどのようにして、「七田式教育」をお知りになるのでしょうか?
寺下:そうですね、やはり一番多いのは口コミですかね。周りに七田式で育った子がいて、
「七田式でよかった」といった声を聞いたり、「あの子はどこかが違う」と七田式に通われているお子様を実際にご覧になって、入室希望に至るケースが多いですね。
生徒数も増えてきてまして、現在は、1,200名を超えています。
すべてのスタッフの日報を1対1のトークルームで共有
ありがとうございます。では、ここからLINE WORKSについてお伺いします。先ず、LINE WORKSを導入するに至った経緯を教えて下さい。
寺下:弊社も現在は50名ほどのスタッフがいまして、これまではメールであったり、一般のLINEを使っていました。
ですが、やはりLINEだと退職後の情報漏洩であったり、色々な問題がでてきたので、別のツールを検討し始めました。
色々ツールを探していましたが、直感的にLINE WORKSが使えるかなと思い、問い合わせをしました。
なるほど。数あるチャットツールの中でLINE WORKSを選ばれた理由は、何でしょうか?
寺下:実は、導入直前までいった別のツールもあったのですが、やはりLINE WOKRSは、LINEと画面構成が似ているので、操作を教える労力が少なく済みますし、誰にでも浸透しやすいのでは?と思い、検討し直しました。LINE WORKSは、コスト面でも安価でしたので。
導入が決まった際に、スタッフの方の反応はどうでしたか?
寺下:そうですね、新しい事をやる時には、どうしても2割くらいは難色を示す方もいます。そもそもLINEも使っていないという方たちもいましたので。
ですが、ほとんどの人は特に敬遠することなく、スムーズに受け入れてくれたと思います。
スマートフォンでの利用が多いかと思いますが、皆さんご自身の端末にLINE WORKSをインストールして使っていますか?
寺下:まず、社員に関しては、端末を支給していますので、それにLINE WORKSを入れて使ってもらっています。パートの方たちもいるので、その方たちは自分の端末に入れて使ってもらってますね。利用デバイスについては、ほぼ9割がスマートフォンアプリでLINE WORKSを利用しています。一部スマホを持っていない方もいるので、その方たちは、自宅のパソコンなどで確認してもらってますね。
LINE WORKSの利用シーンの一例を教えて下さい。。
寺下:現在ある5教室で、それぞれのトークルームがありまして、そこで各教室のスタッフが日々コミュニケーションを取っています。あとは、幼児・小学生・英語という風に科が分かれているので、そこでもグループを作成して、トークをしています。主にカリキュラムの調整だったり、日々の共有事項のやりとりがメインですかね。
あと、すべてのスタッフに私との1対1のトークルームで日報の提出をしてもらっています。テキストベースで送ってもらっています。
日報提出を「ホーム(掲示板)」ではなく、「トーク」を利用しいている理由は何かありますか?
寺下: 他のスタッフには、日報は共有しない形を取っていますので、2人だけの掲示板を量産する位なら「トーク」内で完結させようと思いました。
導入後はスタッフ個々との相互理解が向上した
LINE WORKS導入後の業務効率化など変化は、何かありましたでしょうか?
寺下:やはり日報を提出するようになってから、色々と変化がありましたね。
コミュニケーションにもなりますし、個々の考えていることがよくわかるようになりました。問題があった時や、改善案を伝えたい時なども、今までは月に一度のミーティングまで待たなければいけなかったのですが、導入してからは、問題があった時なども即時に対応できるようになったので、そういう意味でもとても重宝していますね。
LINE WORKS内の機能で、便利だなと思う機能は何でしょうか?
寺下:未読既読の内訳が確認できるのは、やはりいいですね。ありがたいです。
その他には、ノートの機能も便利だなと思います。常に使っているわけではないのですが、
トークだと過去のものは流れていってしまうので、それをすぐに見れるように留めておくという感じで使っていますね。
セキュリティ面で、何か特殊な設定をしたりしていますか?
寺下:今のところは特に設定はしていないですね。将来的には保護者の方たちともLINE連携を利用して繋がりたいなというのはあるので、その時には今よりもセキュリティに関しての設定などをしていかないといけないなとは思っています。
LINE WORKSを利用するにあたって、運用上のルールなどはありますか?
寺下:特にないですかね。今のところはルールを引かなくてもうまく回っていると思います。
日報の提出などもあるので、日常的にLINE WORKSを利用することも増えてきましたので、LINEでのやりとりも減ってきているとは思いますね。
メンバーの一括インポートなど管理画面の設定などはお一人でやられたのでしょうか?
寺下:最初は私だけが管理者でしたので、凌芸舎さんにメンバーのインポートなどお手伝いいただきましたが、今はもう1名の社内スタッフに管理権限を付与して、その方に管理してもらっています。なので、私はほとんどノータッチですね。
問い合わせからの迅速な対応がパートナー選択の理由に
LINE WORKSに期待される追加機能やこんなことができたらいいなと思うことはありますか?
寺下:そうですね。今私がすべての組織に属しているのですが、1人が兼務できる組織数に限りがあるかと思うので、そこの制限をもう少し広げてほしいかな?と思う所はありますが、そのくらいですかね。
あとは、今うちでやりたいと思っているのが、スタッフ間で褒め合うことなのですが、LINE WORKSのトーク内でも「イイね!」機能みたいなものがあればいいなと思います。
あとはライトプランにもタスク機能があれば良いなと思いますね。
なるほど。ライトプランでタスク機能を使いたいというリクエストはとても多いです。最後にLINE WORKSパートナーの中から弊社を選んで頂いた理由などございますか?
寺下:先ず、問い合わせしてから迅速に対応して頂いたので信頼できました。導入前~導入後のサポートも手厚く、メンバーの登録や削除まで対応していただき、大変感謝しております。