LINE WORKSの導入によりコミュニケーション速度が一気に向上。役員間の意思決定や 弊社のクライアントでもある美容師や、取引先とのコミュニケーションでフル活用しています。
国内初の個室型美容室モールを展開。目指すは世界。
まずは、御社の事業内容について教えてください。
高原:弊社は個室型美容室モールを展開する会社です。個室型美容室モールというのは、アメリカでは既に主流となっているビジネスモデルなんですが、弊社が100坪前後の商業ビルを借り上げまして、それを4坪程度の小さな個室に部屋を完全に分割して、鏡(セット面)、セットチェア、シャンプー台などの美容室の営業に最低限必要な設備を用意し、それを家賃に充当できる前家賃のみで美容師に貸し出していくサービスです。
言い換えれば、美容師達が簡単に、リスクなく、自分の店を持てるようにする独立支援サービスです。
なるほど!今美容業界でもはやっているシェアサロンのようなサービスということですか?
高原:いえ、弊社のサービスは、シェアサロンとは違います。シェアサロンを美容師が借りる場合は、月額固定費のほかに、売上金から手数料を払う場合がほとんどですが、弊社の場合は、月額固定家賃しかかかりません。なので、売り上げをどれだけあげても、弊社にお支払いいただくのは家賃のみです。
なので、お客様を多く持っている美容師は、弊社のサービスをご利用頂いたほうが、手元に残る収入があがります。
また、シェアサロンと決定的に異なるのは、営業許可も個別で取得して頂くので、場所借りではなく、1サロンオーナーとして独立することになるので、ご自身のサロンの名前も付けて頂けますし、内装や店内でかける音楽なども完全に自由です。場所が完全占有なので、シェアサロンでよくある、週末にカットが集中して場所が予約できないといった問題もありません。
なるほど。それは今までにないサービスですね!でも、月額固定となると御社のビジネス的には儲かるのでしょうか?
高原:はい、ご指摘の通り弊社のビジネスは美容師からは月額固定費用しかもらわない為、それだけですとあまり儲かりません。
むしろ現状では赤字スレスレでの経営です。私たちの会社の企業理念は、美容師やビューティシャンが独立という自分の夢を実現できるように、美容師ファーストで、それをサポートしていくことです。
つまり美容師からお金を頂くのではなく、優秀な美容師達に弊社のサービスを使ってもらうことで、プラットフォーム化をして、美容師にも還元可能な広告やECなど違う収益モデルを構築し、美容業界に革命をもたらすというのは私たちのミッションです。
私も、弊社代表の清水も現役美容師なので、なんとしてもこの業界構造の変化を実現したいという思いでやっている仕事です。
国内100店舗、将来は海外出店も。
そうなんですね!熱い思いがあるんですね。ちなみに現在はどちらで店舗運営をしているのでしょうか?
高原:はい、現在(2019年10月)は、表参道に店舗をかまえておりまして、来月(2019年11月)に、2号店となる店舗を銀座にOPENする予定です。日本国内で100店舗、海外出店も目指していきたいと思っております。
おぉ海外まで計画しているんですね!そのうえでプラットフォームとはどんな構想なのでしょうか?
高原:はい、前述の通り、私たちは美容師からお金を頂くのではなく、プラットホームを構築したいと思っております。
日本国内には50万人の美容師がいると言われておりますが、独立費用がない為に、実力はあるのにくすぶっている美容師がたくさんいます。
私たちは、国内での店舗展開はもちろん、日本の美容師が私たちのプラットフォームを使って海外にもチャレンジしてもらえるような、
そんなサービスにしていきたいと思います。そのために必要なのがITの力です。
LINEやインスタグラムなどのSNSの力も最大限使っていきますし、具体的には今後自社でアプリなどをリリースしたいと思っております。
なるほど、IT化は重要ですよね。今回はLINE WORKSをご利用頂いておりますが、どのようにご利用頂いておりますか?
高原:はい、私は各店舗に入居している美容師とのやり取りや、店舗管理、それに新規店舗出店時の美容師のリクルーティング、サポートも行っております。
もともとLINE WORKSは、社外の美容師とのコミュニケーションに利用する目的で導入しましたが、現在では社内コミュニケーションでも利用しておりまして、重要な意思決定もチャット上で行うこともよくあります。
意思決定するまでの議事録としても残りますし、プライベートのLINEではないので、端末紛失時の対応や、ログ管理などセキュリティも万全なので、安心して使うことが出来ています。
外部の美容師とのやり取りにもLINEWOKRSを使っていますか??
高原:はい、外部の美容師とのやり取りにも使用しています。美容師は日々お客様と接する仕事で、電話などは出れないことも多いです。私も現役の美容師としてサロンワークもしておりますので、LINE WORKSでのやり取りは、空いている時間にメッセージをチェックし、すぐ返信まで出来るので、非常に便利なツールです。
また、美容師は忙しい人も多いので、決してITに詳しい人ばかりではありません。というか、むしろあまり詳しくない人多いです(笑)
そんな美容師でも使い慣れたLINEのインタフェースであればすぐに馴染めますし、1度やり取りが開始されると、器用に使いこなす人が多いので、今ではLINE WORKSとは離れられなくなっております。他の美容室チェーンの経営者の方にもご紹介したいです(笑)
凌芸舎さんのいいところはとにかくスピードが速いこと。
今回は弊社よりLINE WORKSを導入いただきましたが、評価頂けている部分はどんなところでしょうか?
高原:はい、凌芸舎さんのいいところはとにかくスピードが速いこと。元LINE社出身のメンバーの多く、LINEやLINE WORKSのことは非常にお詳しい方ばかりなので、特になんの心配もなくお任せ出来ています。
サポートもすぐ返答いただけますし、ライセンスの追加もメールやチャット1つで正確に対応頂けるので、スタートアップの私たちには大変助かっております。
あと、各店舗情報などがLINE WORKSで簡単にアクセス出来たら便利なので、今後はチャットボットなども一緒に開発したいと思ってます。凌芸舎さんはボット開発の実績もあり、強みを持っているのでそのあたりも安心です。
これからLINE WORKSを検討している会社さんに一言ありますか?
高原:他にも大きな会社が代理店になっているのを知っていましたが、凌芸舎さんで本当に満足しています。
担当の方がLINE WORKS専任ですし、元LINE社の方も多いので、本当に丁寧に対応頂いております。
あとは、この手のビジネスチャットは、スピードが命なので、ライセンスの追加や利用方法の質問回答などであまり時間をかけることが出来ません。
なのでフットワークの軽い会社さんにお願いするのが重要だと思います。最近ではLINE WORKSに限らず、インスタグラムなどのSNS広告サービスや、アプリ開発などでも相談をさせてもらってます。凌芸舎さんはそうした開発力もあって、チャットサービスだけでなくIT全般が相談できるし、フットワークも軽いので大変お勧めの会社さんです。
本日はどうもありがとうございました。
The Salons Japan株式会社
設立:2018年11月
事業概要:個室型美容室モール THE SALONS の企画、開発、運営
URL:http://www.thesalons.co