ガラケーで電話をかける文化が根付いていたテレビ業界。LINE WORKSの導入で、過酷な撮影現場でも意思疎通がとても便利になりました。
番組の企画から台本の制作、キャスティング、よい番組を制作するために必要なことは全てやります
まずは、御社の事業内容について教えてください。
担当者:はい、弊社は映像クリエーターをマネージメントするために、1993年に設立した会社です。
当初は社員10人以下でスタートした会社でしたが、今では60人を超える映像クリエーター集団として、様々な人気テレビ番組の制作を行っています。各分野に精通したプロフェッショナルが多数所属していますので、バラエティ、スポーツ、情報番組など、ジャンルに限らず制作できるのが強みです。
なるほど、具体的にはどんな番組を制作されているのでしょうか??
担当者:制作した番組は多数ありますが、フジテレビ系列では「有吉くんの正直さんぽ」「ノンストップ!」「坂上どうぶつ王国」、TBS「坂上&指原のつぶれない店」などが最近の代表番組です。
おぉ、どれも人気番組ばかりですね!テレビ番組制作というのは、我々の業界ではあまりピンとこないのですが、具体的にはどういったお仕事になるのでしょうか?
担当者:よい番組を制作するために必要なこと全てです(笑)。 番組の企画から台本の制作、キャスティングまで行うこともあります。テレビ番組の制作は非常に厳しい現場です。撮影現場の下見や、関係者への事前説明など様々な事前準備を行い撮影に臨み、撮影当日の進行管理から撮影現場の雰囲気つくりまで、タレントさんや関係者の限られた時間の中で、最高の作品を撮るためにできることを全てやり抜きます。夜中遅くまで収録が延びることもあれば、本番一発勝負の現場もあります。一方で、撮影現場で様々な場所に行き、毎日多くの人との出会いがあり、とても刺激的な毎日を送れるのもテレビ制作に携わるものの特権でもあります。関わった番組が放送され、エンドロールに自分の名前が載ったときは本当にうれしいです。
超現場主義の業務ではメッセンジャーが最適
そんな過酷な現場でLINEWORKSはどのように活用されていますか?
担当者:お話したように私達の仕事は、超現場主義です。現場で限られた時間で最高の作品を作る必要があります。そのためには社内での意思疎通はもちろん、社外のパートナー会社とのやり取りも円滑に行う必要があります。
私たちの業界は、ガラケーで電話をよく使う業界ではありましたが、LINEなどの普及により、メッセンジャーでやり取りしたほうが便利な機会も非常に増えてきました。待ち合わせの場所や、準備する備品のリストの共有、関係者全員への周知事項などは、電話ではなくメッセンジャーでのやり取りが向いています。
スタジオやロケでの撮影編集はもちろんですが、各テレビ局に常駐するスタッフも多いなかで、会社に出社しない人間も多いので、そうしたメンバーと即座に連絡できるのは大変便利です。
そうですね、多拠点での即時コミュニケーションには、LINE WORKSは最適ですね。
担当者:はい、他にも弊社の仕事は映像やビジュアルを確認する業務が非常に多い業界です。例えば、ロケハンでの現場の写真をとってすぐアップロードして共有できたりするのは便利ですね。そうした情報を、多拠点間の複数メンバーでリアルタイムに確認できて、更に、LINE WORKSでは誰が確認したかまで既読確認機能でわかりますので、「見てなかったです」という言い訳もできません(笑)スマートフォンでここまで機能が充実しているのは本当に助かります。
多拠点で働くメンバーの「繋がり」を感じさせてくれるツール
LINE WORKSを導入してから会社の仕事の進め方で変わった点があれば教えてください。
担当者:アンケート機能がとても便利なので活用しています。お話しした通り、テレビ局やロケハンチームなどそれぞれの場所で働いているメンバーが多いので、アンケート機能で一括で意見集約ができるので、結果社内のコミュニケーションも活発になりました。多拠点で働くメンバーの「繋がり」を感じさせてくれる貴重なツールとして、今ではなくてはならないツールになっています。
貴重なご意見ありがとうございました。
株式会社ディ・コンプレックス (D:COMPLEX Co.,Ltd.)
設立:1993年10月1日
事業概要:放送番組の企画・制作
コマーシャルの企画・制作
CD・DVDの企画・制作並びに販売
出版物及び楽譜の企画・編集及び販売
音楽の著作管理及び普及業務
イベント・舞台公演の企画・制作
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