LINE WORKS導入後は社内の業務進行やコミュニケーション向上だけでなく、グループ会社やクライアント様との外部トーク連携により、連絡を頻繁に行うようになりました。
人事に関わることのみならず、時代の変化に合わせて、クライアント様をバックアップできることが当社の強みです。
先ず、御社の事業について、教えていただけますか?
担当者:当社では、中途採用・新卒採用などのリクルーティング事業、WEBサイト・LP・各種動画の制作、カタログ・パンフレットなど各種印刷物のデザイン・製作、ノベルティ・交通広告の企画・製作など広告代理店業を中心に幅広く事業を展開しています。
同業他社・競合他社との差別化ポイントなどあれば教えて下さい。
担当者:リクルーティングをメインとした業態で、設立から約40年の実績とノウハウによって、当社で扱うことのできる媒体はかなり多いです。
人事に関わることのみならず、時代の変化に合わせて、HP制作・会社案内制作、それらに伴う取材・撮影・編集など、関連したシステムやツール制作といった様々な角度から、クライアント様をバックアップできることが当社の強みです。
いつでもどこでもリアルタイムに情報共有ができたり、瞬時にスタッフのスケジュールが確認・共有できることは、業務進行やコミュニケーション向上に繋がっています。
LINE WORKS導入に至った経緯と言いますか、背景など教えていただけますか?
担当者:社内組織変更のタイミングで、新たなシステムを導入する運びとなりました。
導入前はメール等で社内外の連絡・共有を行っており、大きな問題はありませんでしたが、「日々送られてくるメールをしっかり確認しているか?」などの、社内における個々の意識レベルに誤差はあったように思います。
LINE WORKSの導入が決まった際、従業員の方の反応はいかがでしたでしょうか?受け止め方と言いますか。
担当者:反対意見などは無く、新しいシステムへの期待が大きかったように思います。
在籍スタッフの年代が、若年層とベテラン層に大きく分かれていたため、ベテラン層にとっては多少の壁があったのかもしれません。
御社でのLINE WORKSの具体的な利用シーンを教えて頂けますでしょうか?
担当者:まず、社内全社における共有事項の連絡するために活用しています。
例えば、災害時常事態や業績報告など、また最近では新型コロナ関連での連絡事項が多いです。
他には、業務進行のために活用しております。
案件やクライアント様別のチームメンバーでグループを組んでおり、案件に関わるメンバー全員が、素早い情報のやり取りができるのは良いですね。
また、営業担当においては、直接クライアント様のLINEもしくはLINE WORKSと外部連携し、連絡手段としています。
1対1でのトークだけでなく、案件に関わる複数人でグループトークをすることもあります。
特に便利と感じられているツールや機能などありますか?
担当者:基本的なことではありますが、いつでもどこでもリアルタイムに情報共有ができたり、瞬時にスタッフのスケジュールが確認・共有できることは、業務進行やコミュニケーション向上に繋がっています。
LINEスタンプがあるおかげで、テキストのみのやりとりだと温度感が伝わらず、ギクシャクしてしまいがちなやり取りも、使い方次第で緩和されることが良いと思います。
また、外部連携も便利だと思います。
いままで使用していなかった営業担当も、今ではその利便性を理解し、活用しています。
やはり、個人のLINEアカウントではない点が、セキュリティ上でも重要だと考えています。
当社での使用実績をもとに、まだ導入されていないクライアント様へも、導入のお手伝いができたらいいなと思っております。
LINE WORKSの使う中で運用上のルールなどは、決めていますか?
担当者:当社は2020年の3月より、テレワークを開始しました。
それに伴い、LINE WORKS使用上のルールを随時決めていきました。
LINE WORKSはとても便利なシステムではありますが、文字のみでやり取りする中で重要なことは、発信するスタッフと受信するスタッフの温度差なのではないかと思います。
発信者に対しての最低限の礼儀「レスをしっかり行うこと」「丁寧な返信をすること」「不明点は曖昧にせずに確認すること」など、当たり前のことではありますが、業務上とても重要だと実感し、ルールを決めました。
社内でのスムーズな業務進行は、最終的にはクライアントへのサービス向上に直結します。
そのことを、スタッフ全員が理解する良いきっかけになったと思います。
また、社内共有の場合、レスのタイミングは返信者のその時の事情があり、即レス出来ないなどの「個人の基準」で全体に不具合が生じる場面もあります。
したがって、特にテレワークを遂行している企業などで設定している『4h以内レスルール』など「会社の基準」を設定することは今後当社においても必要だと考えています。
LINE WORKSを導入された後、何か業務上の変化などありましたでしょうか?
担当者:今までは、社内回覧を紙で回しておりましたが、掲示板などを利用することで、ペーパーレス化に繋がりました。
営業同士のスケジュール調整も、以前よりスムーズになり、同行訪問などのチーム内共有が瞬時に行えるので、効率UPに繋がっています。
また、当社はグループ会社に所属しており、そこに所属している他のグループ会社の皆様もLINE WORKSを利用しているため、連絡を頻繁に行うようになりました。それにより、業務の幅も増え、業績もプラスになった部分があります。
業務上の変化とまではいかないですが、レスが遅いスタッフによくよく話を聞いてみると、「タイピングが苦手」という、今まであまり気に留めなかった部分の反応がありました。
確かに、タイピングが遅めの方は、システムを使用するのが消極的になってしまう、、、と改めて気づかされました。
今後、LINE WORKSの活用をどうように発展されたいと思っていらっしゃいますでしょうか?
担当者:当社での使用実績をもとに、まだ導入されていないクライアント様へも、導入のお手伝いができたらいいなと思っております。
使用してみたからこそ伝えることのできる部分がたくさんあると思います。
賛同していただけるクライアント様が1社でも増えて、連携がもっとスムーズに、そしてその輪が広がっていくのが理想であり目標です。
今後、LINE WORKSに期待されることやこんな機能があればといったご意見ありますでしょうか?
担当者:先にお話しましたタイピングの件など、多くの人が使いやすくなるような、サブシステムがあれば素晴らしいと思います。
社会人全員が一定のスキルを身につけているとは限らないです。
例えば、ビジネスでよく使う文章のタイピング練習機能であったり、それを補うような新しいシステムがLINE WORKSオリジナルとしてあれば、苦手意識のある方も減っていくのではないかと思います。
また、将来的な話ではありますが、さらにビジネスを円滑に進めるためにBOTなどの活用も検討していきたいと考えています。
貴重なご意見ありがとうございました。
株式会社フィール・アド
設立:昭和59年4月
事業概要:新聞・雑誌・インターネットによる広告の代理業務
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