拠点別や職種別のグループを作成することでルームごとに扱うテーマが明確化し、円滑なコミュニケーションが図れています。
住み慣れたお家で”その人らしく生きる”お手伝いをさせて頂いております。
先ず、御社の事業について、教えて頂けますか?
弊社は、主として訪問看護ステーションを運営しており、大阪府の寝屋川市に本社を置き、大阪府に6拠点、京都府に1拠点、兵庫県に2拠点、広島県に1拠点、神奈川県に1拠点、計12拠点で事業を展開しています。
訪問看護サービスを通じて在宅で医療を必要としている利用者様に、必要なサービスを提供し、在宅での暮らしをサポートしていきたいと考えております。利用者様が、”その人らしく生きる”ための生活を少しでも支援させていただければと思っています。
同業/競合との差別化ポイントなどあれば、教えて下さい。
弊社の訪問看護は、急性期・慢性期・ターミナルケア・小児・難病・精神疾患などに対し、医師の指示に基づいて看護師・リハビリスタッフが自宅を訪問し、在宅支援を行っています。また、全事業所、夜間や休日を含めた24時間365日いつでも看護に関する相談ができる体制を整えています。他にも「在宅での栄養管理」に着目し、常勤の管理栄養士を配置しています。看護師・リハビリスタッフと連携し、健康を維持するためのお手伝いをしています。
LINEと似た画面構成、操作性を持っているので、導入時の混乱を最小限にできると考えました。
LINE WORKS導入に至った経緯と言いますか、背景など教えて貰えますでしょうか?
導入前は、インターネットを利用した共有サーバーシステムを使用し、社内の情報共有を行っていましたが、新たにセキュリティがしっかりしており、汎用性に長けたツールの導入を色々と比較検討した結果、業務に必要な諸機能が1つのアプリで完結するLINE WORKSを採用させていただきました。同業者の方より紹介していただいたことも採用に繋がった要因の1つです。
数あるビジネスチャットツールの中でLINE WORKSを選択された理由は何でしょうか?決め手と言いますか。
プライベートでも日常的に利用することが多いLINEと基本操作が類似しているため、導入による職員側の混乱が最小限に抑えられると考えました。難しい操作が必要なツールですと、全職員に浸透し切らない心配もあるため、LINE WORKSを選びました。
また、セキュリティ設定の多様さ、ランニングコスト算出方法の明解さ、バージョンアップへの対応の良さ、トライアル開始時の導入調整における代理店のフォローアップの良さも決め手となりました。
LINE WORKSの導入が決まった際、職員の方々のご反応はいかがでしたでしょうか?受け止め方と言いますか。
LINEと基本操作が類似しているため、非常にスムーズに導入することができました。LINEと違って、既読数だけでなく、既読者と未読者の内訳も表示されるので、情報伝達の進捗が把握できる点も便利ですし、今までは事務所のパソコン内にある共有サーバーシステムを使用することでしか共有できなかった内容も移動中の出先などでも参照可能となり、導入開始当初より職員側の評価は高かったです。
「グループ」のトークルームに付帯している「ノート」や「フォルダ」をとても活用しています。
御社でのLINE WORKSの具体的な利用シーンを教えて頂けますでしょうか?
業務上、現地から直行直帰する職員も多いため、始業時や業務終了時の報告手段として使用しています。また、扱うテーマが散漫にならないように拠点ごとのグループや職種ごとのグループを作成し、効果的な情報共有に活用しています。他には、写真やデータの送信、トークに埋もれてしまっては困る大事な内容についてはノート機能を活用して、必要な時にいつでも見返すことができるようにしています。
特に便利と感じられている機能などはありますか?
よく使用することが多い機能は、「グループ」機能で作成したトークルームに付帯している「ノート」と「フォルダ」です。トークルームに投稿した沢山のメッセージの中に埋もれて、画面外に流れていってしまっては困る重要な周知事項などは、別途、ノートに記事投稿することによって、参加メンバーがいつでも参照できるようにしています。
フォルダは、複数の写真をまとめて共有する際に使用しており、削除するまで何度もデータを見返したり保存することができるため便利だと感じています。
認証方法や外部連携の管理
LINE WORKSの管理設定上で何かセキュリティ対策はされていますでしょうか?
LINE WORKSでセットしたID/パスワードのみでしかログインできないように敢えてしています。できるだけ、個人に紐付く情報で認証する形を取りたくなかったので。また、多様な認証方法を開放することでのログイントラブルを少なくしたい思惑もありました。
また、外部トーク連携(外部のLINEユーザーや外部LINEWORKSユーザーと繋がれる機能)については、無闇に外部と繋がることによるリスクを想定して、全職員には許可はせず、会社内で許可した職員のみ利用できるように設定しています。
LINE WORKSを使う中で御社独自の運用上のルールなどは、決めてらっしゃいますでしょうか?
セキュリティがしっかりしているという理由でLINE WORKSを導入した経緯もありましたので、他のツールは、原則、業務に使用しないように周知徹底しています。
テナントの管理は、どなたがされていますでしょうか?管理者を複数立てて、役割分担などされていますでしょうか?
現状は、総務部で一括管理をしています。管理者権限については、独自の権限も作成し、付与しています。
LINE WORKSを導入された後、何か業務上の変化などありましたでしょうか?
効率良くLINE WORKSを活用することで、職員間の共有が以前に比べ、かなりスムーズになりました。また、LINE WORKSの様々な機能を試すためのテストグループを作成し、社内で意見交換をすることにより、今後、更に有効的に使用できるよう取り組んでいます。
最後に
今後、LINE WORKSに期待されることやこんな機能があればといったご意見ありますでしょうか?
トークルームの中やフォルダに格納された写真/ファイルを端末に保存する際に、指定したファイルを一括で保存できる機能があると更に効率良く、業務を進めることができると思います。また、「グループ」のトークルームだけでなく、通常の1対1や複数人トークルームにもノートやフォルダの付加機能があるとより便利だと思います。
貴重なご意見有難うございました。
株式会社おかもと
設立:2017年11月
事業概要:訪問看護事業、居宅介護支援事業、訪問介護事業、保険外事業(介護保険に該当しないサービスを扱う事業)
URL:
おかもと訪問看護ステーション |24時間365日の訪問看護サービス